そんな疑問を解決する記事を書きました!
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これから訪れるweb3の時代は、暗号資産の取扱いが必須になりますよ。
2023年の時点ではまだまだ知ってる人のほうが少ないですけど、NFTを扱うにも暗号資産が必要ですし、メタバースが浸透してくればその空間内で扱うのは暗号資産となります。
暗号資産・NFT・メタバースのようなブロックチェーンを基盤とした様々な技術で構成される世界が「Web3」であり、
つまり日本をWeb3の先進国にしていこうとしている訳であり、そうなると「暗号資産」「NFT」が普及しないはずがないんです。
このような国の動きがあるので、Web3の本格普及に備えて、
その理由については、以下に記載の関連記事に書いてみたのですが、まずその前に、暗号資産(仮想通貨)を保有している人、暗号資産をやってる人はいったいどれくらいの割合でいるのでしょうか?
気になるところですよね?
この記事では、
- 日本における暗号資産の保有率・普及率?
- 暗号資産を保有している人の属性?
- 年代×性別毎の暗号資産保有者の割合?
などの情報を集めてみました。
ネット上にはいろいろなところでこのようなデータをとっており、そのデータを取得した時期も違えば、有効な回答数・サンプル数も異なるので、調査結果によっては幅があるんですけど、おおまかな傾向として捉えてもらえれば良さそうです。
まずはファクトベースで見ていきましょう。
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暗号資産(仮想通貨)やってる人・保有状況サマリ
今回はネット上から2つのデータを参考にして、暗号資産の保有状況について調べてみました。
まずサマリからお伝えしますと、こちらが2つのデータから見えてきた暗号資産保有者の属性・傾向となります。
- 暗号資産の保有者は男性比率が高い
- 性別・年代別に見ると、多い方から男性30代、男性20代、男性40代の順となる
- 年収が高いほど暗号資産保有者が多くなる
- 暗号資産を現在保有している人は6.1%
- 暗号資産を全く知らない人は約30%
- 保有率は年々増加している
想定どおりかもしれませんが、暗号資産は20代~30代の男性が最も多く保有しているようであり、
なんですが・・・、
「暗号資産のことは聞いたことあるけど詳しく知らない」
という方が圧倒的に多く、全く知らないという方の割合が30%もあることには、正直驚きましたね。
ニュースなどでは度々取り上げられるようになっている暗号資産(仮想通貨)ですが、まだまだ保有している人は少ない状況のようです。
それでは、今回参照した2つのデータをそれぞれ見ていきましょう。
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暗号資産(仮想通貨)やってる人・保有者の割合は?
まずこちらのデータから見ていきます。
「生活者1万人アンケート」調査結果に見る消費者の暗号資産保有行動https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2022/fis/financial_business_trends/0218
野村総合研究所が2021年8月に実施された「生活者1万人アンケート調査」の中から、暗号資産の(1)普及度、(2)保有者のプロファイル について掲載されています。
暗号資産(仮想通貨)の保有者率は1.7%
こちらは代表的な4つのリスク資産(株式、投信、FX、暗号資産)の保有率を2018年と2021年で比較したもの。
調査対象は(注)にも記載のとおり、15-80歳の男女で、サンプルサイズは9,756人(2021年)、9,702人(2018年)と調査の題名どおり1万人アンケートとなっているようです。
こちらの結果から言えることは以下のとおり
- 暗号資産の保有率は1.7%
- 保有率の増加は3年間で1.5倍(1.1%→1.7%)
- 暗号資産の保有者は180万人と推計
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暗号資産(仮想通貨)の保有者はどんな人?
こちらは先ほどのグラフにもある4つのリスク資産(株式、投信、FX、暗号資産)それぞれの属性(性、年齢)を分布で表現したものです。
グラフの見方は、
- 縦軸:「平均年齢」は文字通り暗号資産の保有者の平均年齢
- 横軸:「男性比率」は50%のラインで男女半々ということになります。
まず今回のアンケートの回答者全体が赤の点線で表示されていますが、平均年齢は51歳くらい、男性比率は47%くらいでしょうか。
男女比としてはやや女性のほうが多いようですが、まあほぼ半々と見てもよいでしょう。
調査対象が15-80歳としていることから、平均年齢がやや高いようにも見受けられます。
こちらの結果から言えることは以下のとおり
- 暗号資産の保有者は男性が多い(男性比率:71%)
- 暗号資産の保有者の平均年齢は42歳(回答者平均よりも低い年齢)
2021年時点の暗号資産の保有者は男性が多く、回答者全体の平均より若い世代が保有している という結果のようです。
また投資信託や株式などと比較すると、暗号資産とFXはよりこの傾向が強いということもこの表では見て取れます。
回答者全体の平均年齢が51歳くらいなので、それより平均年齢は若い人たちが保有しているという結果になっています。
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暗号資産(仮想通貨)の保有状況(別データ)
「生活者1万人アンケート」では上記のような結果になったようですが、冒頭にも書いたようにデータをとる時期やアンケートの仕方などによっても結果が大きく変わってきます。
上記は「暗号資産の保有者の平均年齢は42歳」というデータでしたが、平均年齢が「42歳」というのはやや違和感を感じます。
年齢の平均で表現しているためかとは思いますが、年代についてはもう少し詳しい状況を見てみたいところですよね。
ということで、ネット上ですぐに見つけられたもう1つのデータも紹介していきます。
暗号資産(仮想通貨)の保有状況(性別・年代別)
もう1つのデータとして、
MMD研究所がまとめた「仮想通貨(暗号資産)に関する調査(2022年4月26日)」
の内容を見ていこうと思います。
このグラフは、保有状況については以下の6つの分類分けをしてます。
- 保有している
- 保有していた
- 保有を検討中
- 購入を考えたことない
- 暗号資産を良く知らない
- 全く知らない
また、年代別(20代~60代までの男女)に割合表示したものとなっています。
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このグラフから、暗号資産を保有している(もしくは保有したことがある)一番多い年代はどれかというと、男性30代の19.3%となっており、次に多いのが男性20代で18.2%、そして我らが男性40代は14.3%で第3位という状況でありました。
暗号資産を「保有している(もしくは保有したことがある)」人の割合
- 男性30代:19.3%
- 男性20代:18.2%
- 男性40代:14.3%
※全体では9.1%
グラフを見てもらうとわかるとおり、やはり
ということが見て取れます。
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暗号資産(仮想通貨)の保有状況(年収別)
また別のグラフには「年収別の保有状況」のデータも掲載されており、以下のような結果となっていました。
暗号資産を「保有している(もしくは保有したことがある)」
- 年収1,500万円以上:40.0%
- 年収900~1,500万円未満:18.6%
- 年収600~900万円未満:16.6%
年収1,500万円以上の4割は暗号資産の保有経験があるということで、年収が上がるにつれて保有経験者が多いというデータです。
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暗号資産(仮想通貨)の認知~現在保有の割合
これらを踏まえて、
というのが以下のサマリのグラフとなります。
暗号資産(仮想通貨)のことをは「知っている」という人がだいたい70%となり、残り30%の人は「そもそも知らない人」という結果に・・・。
暗号資産の「内容を理解している人」となると30%に減り、暗号資産を「検討してみようかと思っている人」が12.3%。
そして「保有経験がある人」は9.1%、「現在も保有しているという人」は6.1%しかいない(2022年4月時点での状況)
気になった割合だけ以下に掲載しておきます。
- 暗号資産を現在も保有している:6.1%
- 暗号資産の保有を検討している:12.3%
- 暗号資産のことを全く知らない:約30%
暗号資産(仮想通貨)の日本人の認知度・関心度
投資経験の有無(暗号資産/NFT/ステーブルコイン/ST)
まとめ:暗号資産(仮想通貨)の保有状況
2つのデータを参照して、暗号資産(仮想通貨)の保有状況をみてきました。
1つ目の「生活者1万人アンケート」では15~80歳の男女に広くアンケートを取った結果であり、2つめのMMD研究所のデータは「スマートフォンを所有する20歳~69歳の男女」が対象となっていることから、データとしては異なる部分も出てきてしまうのは致し方ないと思います。
冒頭にも記載したとおり、これらデータから言えることをまとめると以下となります。
- 暗号資産の保有者は男性比率が高い
- 性別・年代別に見ると、多い方から男性30代、男性20代、男性40代の順となる
- 年収が高いほど暗号資産保有者が多くなる
- 暗号資産を現在保有している人は6.1%
- 暗号資産を全く知らない人は約30%
- 保有率は年々増加している
ここで示されているとおり、暗号資産を保有している割合はまだ10%にも満たず、保有している人はまだかなり少ないという状況のようです。
もしあなたが「暗号資産の保有を検討している:12.3%」に含まれるのであれば、暗号資産を始める時期としては「早い方」になるのではないでしょうか?
Web3の先進国を目指している日本ですから、暗号資産・NFTの普及率の底上げへの様々な施策が出てくることが想定されます。
このようなデータも参考にしてもらって、暗号資産を始める検討の一助になればと思います。
関連記事:【コインチェック】口座開設はスマホで超簡単!アプリ画面1ステップ毎に方法を解説!
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次の記事:【暗号資産】40代から始めるのは遅い?
今回の記事で、2023年1月時点において暗号資産を保有している人はどんな傾向があるのか?を一緒に見てきました。
データから見ると、これから暗号資産を始めるのは遅くはなく、全体から見るとむしろ「早い方」に分類されます。
次の記事では、暗号資産(仮想通貨)のこれまでの歴史や仮想通貨ブームなどの状況や背景など踏まえ、これから暗号資産を始めてみようかなと思っている方向けに
ということをお伝えできればと思っています。
暗号資産の誕生とこれまでの歴史は? 暗号資産の保有率・普及率の現状は? 暗号資産を今からでも始めたほうがよい理由は?Ryupeiまだ暗号資産を始めてないけど、今からでも始めたほうがよいので[…]
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暗号資産のこれからや具体的な始め方などの暗号資産の初心者向けガイドをまとめた記事です
今からでも暗号資産を始めておくべき理由がわかる 暗号資産のメリット/リスクがわかる そもそも暗号資産/ビットコインとは何かがわかる 暗号資産の具体的な始め方がわかる 暗号資産に関する税金の取り扱いがわかる[…]
アイキャッチ画像:gen hyung leeによるPixabayからの画像