この記事では、暗号資産取引所「コインチェック」において、具体的にどうやってビットコインを購入するのかを解説していく。
コインチェックへの入金から買い方までの具体的なやり方・手順を、前回の記事同様にスマホ画面を使って丁寧に手順を解説していくので、40代会社員の方はぜひ最後まで読んで欲しい。
コインチェックで口座開設がまだの方は、以下の記事をまず読んで口座開設からどうぞ。
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【暗号資産取引所】コインチェック公式サイト
コインチェックの口座へ入金する
まずビットコインを購入するためには、コインチェックに開設した自分の口座に入金するところから。
要はコインチェックの指定する銀行口座にお金を振り込むということ。
今となっては、どの銀行もネットバンキングで振込みできるので、やることとしては簡単なことではある。
気を付けておきたいのは「振込手数料」のところだけだろう。
銀行によっては、毎月〇回まで手数料無料で振込みできる回数を設定しているところもあるので、このあたりは上手に使って余計なお金は使いたくないところである。
コインチェックへの入金は超簡単
ここからは、コインチェックの口座へ入金するやり方を具体的に解説していく。
❶コインチェックのアプリを開く
このような「販売所」の画面がまず表示される。
各暗号資産の銘柄がずらりと並び、それぞれのその時点での状況が表示される。
❷「ウォレット」をタップして内容を確認
画面下の4つのメニューから「ウォレット」をタップ。
ここが言わば自分の財布の中身が表示される画面となる。
まだ日本円を入金してない状態なので、「¥0」として表示されている。
❸「入出金」をタップする
1つ前のウォレット画面の真ん中あたりにある、緑文字の「入出金」をタップ。
❹「入金」をタップ
日本円残高と「入金」「出金」のメニューが表示される。
ここで「入金」をタップする
❺ 入金する振込先の銀行を選択
日本円を入金する振込先の銀行が表示される。
- GMOあおぞらネット銀行
- 楽天銀行
❻「GMOあおぞらネット銀行」をタップ
➑ アプリで入金を確認
入金がアプリに反映するまで少し時間がかかるが、30分も経たずにアプリ画面左上の総資産に「¥50,000」が表示された。
コインチェックの口座に入金が確認できたら、次はいよいよビットコインを購入するステップに移る。
コインチェックでビットコインを購入する方法
「販売所」と「取引所」どちらで買うのか?
取引所:ユーザー同士で直接ビットコインを売り買いする
「販売所」だから、コインチェックがお店になってビットコインを売っており、「取引所」はまさにコインチェックがユーザー同士の取引の場になっているということである。
「販売所」のメリット・デメリットを記載すると以下のようになる。
・少額から購入できる
・購入する手順が簡単
・注文した時点で取引が成立する
・手数料が高い(※スプレッドがある)
これに対し、「取引所」については以下のとおり
・手数料は無料
・指定した金額(指値)で購入できる
・取引が成立するまでに時間がかかることがある
・最低購入単位が決められている
・購入までの手順が慣れるまで少し難しい
ここで販売所のデメリットに記載した「スプレッド」とは何かというと、売る時と買う時のレートの差額ということ。
販売所なので、安く買って高く売ることをしているから、その分が手数料というかたちで購入価格に上乗せされているということになる。
その時の状況によっても変わるようだが、スプレッドは0.1~5.0%くらいとだいぶ幅があるようだ。
「取引所」はユーザー同士で取引するので慣れが必要だけど、手数料がかからず安く買える
一番最初に少額で買うときは、まず「販売所」で買ってみてどんなもんかを確認し、2回目以降は「取引所」で買うようにする・・・
といった感じで始めてみてはどうだろうか?
ということで、
まずは「販売所」での買い方から見ていこう。
方法1: 販売所での購入
❶ 「販売所」の画面で「ビットコイン」をタップ
まずコインチェックのアプリを開くと「販売所」が表示される。
先ほど入金した¥50,000が表示されていることを確認し、一番上に表示されている「BTC:ビットコイン」をタップする
❷「購入」をタップ
BTC:ビットコインの画面が表示されるので、一番下の「購入」をタップ
❸ 購入する金額を日本円で入力する
金額入力画面が表示されるので、購入する日本円の金額を入力する。
・その日その時のビットコインの価格によってこの値は変動することになる。
❺「日本円でBTCを購入」をタップ
先ほどの画面の緑枠に表示されている「日本円でBTCを購入」をタップ。
上記のようなポップアップが表示されるので、内容を確認して「購入」をタップする
購入が完了すると以下画面が表示される。
❻ ウォレットの内容を確認する
先ほどの購入完了の画面から「ウォレットを確認」をタップすると上記の画面が表示される。
今回は¥10,000で「0.0039842 BTC」を購入したことになるが、購入時点での日本円の残高は ¥9,706 となっている。
これは販売所で購入したときの手数料が引かれているためである(この場合は約300円の手数料)
❼ 「取引履歴」も確認してみる
アプリ内下部のメニューから「取引履歴」をタップ。
ここまで行った入金からBTC購入までの履歴が表示される。
¥50,000円を入金→¥10,000分のBTCを購入(0.0039842 BTC)
➑ 「ウォレット」の中身も確認してみる
ウォレットの内容を再度確認してみると、これまでの取引履歴が反映されているのがわかる。
なお、今後はその時々のビットコインの価格によって、左上の日本円表示が随時更新される。
つまりビットコインの価格が上がれば、ここに表示される日本円の評価額は購入時よりもプラスになる
方法2:取引所で購入
「販売所」でビットコインを何度か購入してみたら、次は「取引所」での購入をやってみて欲しいところだが・・・
以前はコインチェックのアプリから「取引所」での購入もできたのだが、2023年1月時点ではアプリから取引所での購入ができない仕様になっている。
コインチェックのサイトを見てみても、「取引所での売買は、iOS/Androidアプリではご利用になれません。」と明記されるようになった。
よって「取引所」での売買はアプリからではなく、ブラウザからコインチェックにログインして行うことになる
❶ コインチェックの取引所にブラウザでログインする
こちらからコインチェックにログイン
コインチェック公式サイト
❷画面真ん中の「現物取引」の右上にカーソルを合わせて「BTC」を選択
❸「レート」を選び「注文量」もしくは「概算」を入力する
まとめ:口座へ入金からビットコイン購入
ここまで暗号資産取引所「コインチェック」上にて、口座への入金方法から実際にビットコインの買い方までを解説してきた。
入金に関しては銀行振込をするだけなので特に問題ないだろう。
ビットコインを初めて買う時は、まずは少額で「販売所」で購入してみるのがよいだろう。
後で売る時に手数料がかかってしまうが、暗号資産取引の勉強代としては安いものなので、まずは少額から購入してみて経験値を積んで欲しい。
何度か販売所での購入を経験してみたら、その後は「取引所」で購入することに慣れたほうがよいのだが、まず「板取引」についてよく理解してから取り組んだほうがよいだろう。
最初のうちは次々に切り替わる数字に戸惑ってしまうかもしれないが、慣れれば「板取引」が普通になってくる。
この部分は次の記事も合わせて読んでもらいたい。
非常に奥が深くのめり込むとリスクも伴うことにもなるので、まずは少額で経験値を積んでいくことを推奨する。
次の記事:暗号資産の板取引について
次は、「取引所」における売買時の売り板/買い板の見方・板取引のやり方について、詳しく見ていこう。
前回のこちらの記事では、コインチェックでビットコインを購入するステップを詳細に解説してきた。ビットコインを購入するには「販売所」と「取引所」があり、まず最初は「販売所」で購入してみることを推奨してきたが、「取引所」ついてはアプリから[…]
今後の様々な取引きでは、取引所において板取引を必ず行うことになるので、こちらの記事でしっかり内容を把握しておこう。