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大切な思い出

東日本大震災の津波で、

児童74人の死者・行方不明者を出した

宮城県石巻市立大川小学校。

 

 

同校に通っていたわが子を失った

母親8人が今月、絵本を出版しました。

 

タイトルは「ひまわりのおか」。



 



子どもたちが逃げようとしたとされる

小高い川堤に震災後植えたヒマワリの成長と

亡き子の姿を重ねたストーリーとの事です。

 

 

印税は行方不明の

児童4人の捜索費用に充てられるという。

 

絵本の内容は母親8人が子どもに宛てた手紙を基に、

一人一人の思い出がA4判36ページに描かれています。

 

 

 

サッカー選手になる夢、

夏休みの虫遊び…。

「もっと笑顔見ていたかった」

「たくさんのやさしさをありがとう」。

 

巻末には手紙がそのまま載せられ、

失った命を慈しむ言葉があふれています。

 

中心となって絵本をまとめたお母さんは、

書店の震災コーナーではなく児童書コーナーに

置いてほしいと望んでいます。

 

 



 

家で遊んでいる子供の当たり前の光景。

 

それが突然失われた悲しい現実。

 

誰が悪い訳ではない。

 

でも、普通だったあの光景は二度と取り戻すことは出来ない。

 

このような他人の現実を知るにつけ、私は思うのです。

 

この当たり前の光景を幸せだと感じる事を。

 

そしてずっとこれが長く続くようにと・・・・

 

世の中には生きたくても

生きることが出来なかった子供もたくさんいます。

 

大震災で命を失った多くの子供たちもそうです。

 

いまある命をもっと大切に使わなければ・・・

 

もっと一生懸命に生きていかねば・・・・

 

子供たちにもっと色々な事を教えていかねば・・・・

 

などなど様々な思いが頭の中を巡ります。

 

 

 

 

「また夏がきたら会おうね。ずっとずっといっしょだよ」。

 

絵本はこう締めくくられています。



 

 

 

 

ヒマワリの咲く丘は、2度目のお盆を迎えました。

 

 

 

でも、まだ多くの人が行方不明です。

 

 

 

 

一日も早く見つかる事を切に願ってやみません。

 

 

 

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